【Exhibition 2012/Sun Child No.1】第五福竜丸・エンジンのおはなし(1)

《サン・チャイルド》は、東京の夢の島公園内・第五福竜丸展示館前の広場に立っています。

ここは、第五福竜丸のエンジンも展示・公開されている場所。

第五福竜丸のエンジンは、6気筒(シリンダー6本)・出力250馬力のディーゼルエンジン、製造当時は最新鋭でした。

第五福竜丸の船体は、1947年和歌山県で建造されたカツオ漁船「第七事代丸」として進水し、その後、マグロ漁船へと改造されて「第五福竜丸」となり、遠洋漁業に従事しました。

1954年3月1日、マーシャル諸島・ビキニ環礁で米国が行った水爆実験により被ばく。事件後は文部省に買い上げられ、残留放射線の検査ののち東京水産大学の練習船「はやぶさ丸」へと改造されて、さらに使われました。

1967年、船は老朽化で廃船処分となり、解体業者に払い下げられて、エンジンは貨物船「第三千代川丸」に移されました。

しかしその翌年の航行途中に、三重県紀伊半島御浜町沖で濃霧のため座礁。砂浜に乗り上げた船体は、その夜の台風でバラバラになり、エンジンは海中に沈むことになりました。

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